パート練習って???
![]()
さぁさぁ、パート練習にやってまいりました。ここではパート練習の定義について確認していき
ましょう。
パート練習の目的としては・・・
@個人練習と合奏の橋渡し役。
A他者の目線から自分の見えない見落としを確認する。
まず@ですが、個人練習で伸ばした能力を他人と合わせる段階に入ってきますが、いきなり
数十人という人数で音を一つに合わせるというのは中々難しい事です。そこで、パートと言う 数人単位であらかじめ音を一つに合わせておくことで、合奏の時の負担を軽減する事が狙 いです。
ここで気をつける事は、楽器別の練習がパート練習では無いと言うことです。楽器別が勿
論パートの基本単位ですが、その単位に慣れてきたら木管・金管・高音・低音などの大きい単 位(セクション練習と呼ばれます)でも練習を行っていき、ドンドン合奏の形態に近付けていき ます。この様にパー練はその延長線上に合奏があるように練習する事が重要です。
Aについてですが、個人練習と言うのは自分の感覚(主観的)で練習を行う傾向があります。
つまりは、自分の悪い癖については中々見つけにくいものです。そこで他人という客観的な 視点を持つことで自分の見つけにくい癖を見つけやすくするという狙いがあります。それ以外 にも、一緒に練習することで相手の演奏スタイル・癖(良い悪い問わず)を観察することで、合 奏で合わせる事を容易にする意外に、自分に有益な技術と取り入れる(まぁ、盗むってやつで すね)等、周りと行うことでいい刺激を得ることもとても重要な事だと思います。 ![]()
|